「登記すべき事項」の作成の中身は、次の様なものです。

「本店」●●県●●市●●区●●町●●番●●号
「公告をする方法」当会社の公告は、官報に掲載して行う。
「目的」
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●●●●●●●●●●●●●●●●
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5 前各号に附帯または関連する一切の業務
「資本金の額」金100万円
「社員に関する事項」
「資格」業務執行社員
「氏名」合同太郎
「社員に関する事項」
「資格」代表社員
「住所」●●県●●市●●区●●町●●番●●号
「氏名」合同太郎
「職務執行者」
「住所」●●県●●市●●区●●町●●番●●号
「氏名」合同太郎
「登記記録に関する事項」設立

 

変更が必要なカ所を、赤字にしました。

「登記すべき事項」のサンプルは、こちらからダウンロード出来ます。

 

登記すべき事項、3種類の提出方法

登記すべき事項の提出方法は3つあります。

  1. オンラインで提出する方法
  2. 電磁的記録媒体(CD-Rなど)に記録して提出する方法
  3. 用紙に記載し、提出する方法

法務省はオンラインで提出する方法を勧めていますが、設定に手間がかかります。

お勧めは CD-R 等に記録して提出する方法です。

電磁的記録媒体(CD-Rなど)を用いて提出

ファイルは、テキスト形式で記録するので、Windowsであれば付属のメモ帳で作成し、

文字コードをANSIにして保存します。(シフトJIS形式)

保存する際のファイル名は例えば、合同会社設立.txt など。

保存したファイルだけを12cm版のCD-RまたはDVD-Rにコピーして焼き、ディスクのレーベル面に商号を書いて提出します。

この他にも、作成時の条件として、

  • Tabキーは使用不可
  • フォルダー作成は不可
  • 電磁的記録媒体には、商号を記載したラベル等を添付

など、色々あります。

正確な情報は、法務省の「商業・法人登記申請における登記すべき事項を記録した電磁的記録媒体の提出について」をご覧下さい。

CD-Rが作れない場合は、紙で提出

CD-Rがどうしても作成出来ない場合には、紙で提出する方法があります。

上記で作成したテキストファイルの内容を印刷して提出する事が出来ます。

その際のポイントは4つ。

  1. 印刷する用紙はA4用紙
  2. 印刷する際に、用紙の左上に「別紙」と入れる
  3. 登記所に提出する代表印を用紙の右下に押印と捨印を押す
  4. 合同会社設立登記申請書」の「登記すべき事項」の内容を、「別添のCD-Rのとおり」から「別紙のとおり」に書き換える

また、この別紙を「合同会社設立登記申請書」と一緒にホッチキス止めして、契印して提出する方法もあります。

その場合は、用紙の右下の押印および捨印は不要です。

 

《設立登記の手順》