合同会社の解散後に作成する、財産目録の記載例

合同会社の廃業手続きのときには、解散日現在の「財産目録」と「貸借対照表」の作成が必要になります。

このページでは、「財産目録」について解説します。

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「財産目録」

「財産目録」とは、貸借対照表の資産および負債の内訳明細のことです。
資産については財産的価値のあるものを計上し、負債については法律上の債務を計上します。

記載する財産は、処分価格を付すことが困難な場合を除いて、解散日における清算価格（処分価格・時価）を付します。（会社法施行規則160条2項）

処分価格は、資産の売却見積額から売却時のコストを控除した差額を見積計上します。
処分価格を付す事が困難な場合は、帳簿価格により計上して良いことになっています。

「財産目録」を作成するときには、資産・負債および正味財産の３つの部に区分して表示します。（会社法施行規則160条3項）

「財産目録」の記載例