会社のホームページを作って、情報発信して行きたい!
作り方が分からないし、業者に頼んだ方が簡単だよね~。
でも、業者に頼むとお金がかかる。そんな予算は無いし・・。
それに業者に頼んで作ってもらうと、更新のやり方が分からなくて、結局作ったまま放置になってしまうだろうなー。
やはり、頑張って自分で作って更新して行きたい! どうすれば良いの??
この記事は、その様な方が対象です。
目次
はじめに、用語の整理
タイトルに「ホームページの作り方・・」と書きましたが、企業のページで言うと「ホームページ」とは、正しくは「一番トップのページ」の事だけを言います。
企業の各ページのことを、「Webページ」と言います。
Webページの集まり、つまりページ全体を「Webサイト」または「サイト」と言います。
ここの「合同会社の設立から解散まで」で言うと、「ホームページ」は、https://llc-myself.com をクリックして出てきた一番トップの1ページのみを指します。
https://llc-myself.com 配下にある、それぞれのページのことを「Webページ」と呼びます。そして、それらのページ全体のことを「Webサイト」または「サイト」と呼びます。
海外ではその様な名称になっているのですが、日本ではいつの間にか「Webサイト」のことを「ホームページ」と呼んで広まってしまいました。
ここでは、本来の呼び方で用語を統一します。
Webサイトの準備は簡単!
「Webサイト」を作るのはハードルが高く感じるかもしれませんが、意外と簡単です。
一番簡単な方法は、無料ブログサービスを利用する方法ですが、突然サービスが終了してしまったり、URLが変更になってしまったり、削除されてしまうこともあります。業務用サイトを作るには不向きです。
次の3つが揃えば、自分でWebサイトをを作ることができます。
- レンタルサーバーを契約する
- 独自ドメインを取得する
- CMSを導入する
後述しますが、CMSに WordPress を使えば、デザインは数多くのテーマがありますので、気に入ったデザインの物を選んで、Wordで書類を作成する様な感覚で中身を入れていくだけで完成します。
レンタルサーバーを契約する
サーバーは「Webサイトの情報を発信する拠点」です。
自分専用のWebサーバーを持つのは、高額になりますし管理が大変です。
「レンタルサーバー」であれば、月額1.000円前後からの比較的安価な価格で借りることができます。
レンタルサーバーは、運営している会社が沢山ありますが、例えはこちら。
この中でオススメなのは、エックスサーバー です。
因みに、当サイトも エックスサーバー を使用しております。
比較的速度が速くて安定性があり、サポートが充実しています。
特筆すべき点は、サーバーの仕様がアップグレードされた時です。利用者は全く手続きや操作をすること無く、エックスサーバー 側でシステムをアップグレードしてもらえました。
私は他のレンタルサーバーでも2カ所借りていますが、どちらの会社もサーバーがグレードアップされた時には、新しい商品名でレンタルスペースの販売を開始し、旧サーバーを利用している人は乗り換え手続きが必要になりました。その際は一時的にサーバーを2つ契約し、データの引っ越し作業が必要になってしまい、とても大変でした。
エックスサーバー は、引っ越しの必要が無かった点が非常に助かりました。今後ずっと同様のアップグレードが行われるかは不明ですが、現時点ではオススメです。
独自ドメインを取得する
独自ドメインは、自分専用のサイトURLのことです。
1200円/年くらい(.co.jp ドメインは、3,700円前後)からの料金で取得することができます。ドメインを取得できる会社も色々ありますが、例えばこちら。
この2社を比較すると、最初の1年目は お名前.com の方が安く、2年目以降は Xdomain の方が安い傾向にある様です。
レンタルサーバーとドメイン管理は、同じ会社で契約を行えば、余分な設定作業が不要になります。
当サイトでは エックスサーバー をオススメしているので、ドメインも Xdomain にすることで手間は省けます。
エックスサーバー は、不定期に行われるキャンペーンで、サーバーを契約した時に無料でドメインをもらえるサービスを行っていますので、そういう時を狙って契約すると、サーバー契約を辞めない限りずっとドメインが無料になります。
CMSを導入する
Webサイトの制作には、本来ならば HTMLやCSS などの知識が必要で、それらのファイルを1つ1つアップロードしてサイトを構築するのですが、CMSを使えば門知識を必要とせず、初心者でも簡単に作成することができます。
イメージとしては、Wordで書類を作成するような感覚で、作成や更新ができてしまいます。
※CMSとは
「Contents Management System(コンテンツマネジメントシステム)」のことで、Webサイトの作成に必要な専門知識を必要とせずに、テキストや画像等を入力していくだげて、自動的にサイトを構築してくれるシステムのことです。
CMSには、幾つか種類がありますが、オススメはWordPressです。
WordPress は無料で使えます。このページで紹介したレンタルサーバーならば、WordPressのインストールはとても簡単! 管理画面へログインして必要事項を入力した後、ボタン1つで自動的にインストール完了です。
WordPress を使ったサイトのデザインは、設定するテーマにより決まります。
テーマを入れ替えるだけで、全く違うイメージのデザインに変更することが可能です。
テーマは、無料公開されているものや、有料でデザイン性の良いものまで、数え切れないほど多く存在します。
費用のまとめ
具体的にどの位の費用で、自社サイトを構築する準備ができるのでしょうか?
条件は、当サイトでオススメする エックスサーバー で X10 プランを1ヶ月更新で契約したものとし、ドメインは Xdomain で .com を取得、WordPress を使用したとします。
1年目
サーバー費用 : 初期費用 3,000円 + 月額1,200円×12ヶ月 = 17,400円(税抜き)
ドメイン費用 : 780円(税抜き)
WordPress : 無料
テーマ:無料、または購入価格
※当サイトは「賢威」というテーマを24,800円(税込み)で購入して使用しております。
合計:18,180円(税抜き)
※サーバーを36ヶ月契約した場合、1年目の費用は、14,580円(税抜き)
2年目以降
サーバー費用 : 月額1,200円×12ヶ月 = 14,400円(税抜き)
ドメイン費用 : 1,180円(税抜き)
WordPress : 無料
テーマ:新たに購入しない限り、基本的に費用はかかりません
合計:15,580円(税抜き)
※サーバーを36ヶ月契約した場合、2年目の費用は、11,980円(税抜き)
企業サイトに掲載する情報
最後に、一般的な企業サイトに掲載されている項目を列挙しておきたいと思います。
掲載する内容は、会社の実情に合わせて作り上げて行くのが良いと思います。
- 会社概要
- 事業紹介
- 事例・実績紹介
- よくあるご質問
- お問い合わせフォーム
- 個人情報の取扱い(プライバシーポリシー)
- 採用情報(通年採用している場合)
まとめ
如何だったでしょうか?
自分で初めてサイトを構築するとなると、分からない事だらけですので、不安があると思います。しかし、低コストなのでチャレンジしてみる価値はあるのではないかと思います。
私が難しいと感じる点は、どの様なコンテンツを入れ込むかという事と、デザインに関してはどの様なテーマを使って、どの様なイメージに仕上げるか、という点です。
業者にお願いすれば、デザインはプロにお任せ出来ますし、入れ込むコンテンツに関してもアドバイスを受ける事が可能な場合もあります。
自分で記事を書いて、思い通りのサイトを構築するのはそれなりに大変ですが、作りながら勉強していく事になるので、先々は思い通りの自社サイトを構築することが出来るスキルが身に付きます。
どちらを選択するかは、予算と労力のバランスが取れるポイントになると思います。